データ分析基盤の米テラデータ(オリバー・ラッゼスバーガーCEO)が、日本国内でのパートナーエコシステム拡大を加速させている。データセンターサービス事業を展開するグローバル大手の米エクイニクスの日本法人であるエクイニクス・ジャパンや、福岡に本拠を置くクラウドインテグレーターのFusicと協業する。as a Service化に大きく舵を切った同社製品を、ハイブリッドクラウド、マルチクラウドで幅広く活用できる環境を整えていく。
米テラデータ
オリバー・ラッゼスバーガー
CEO
両社との協業は、日本テラデータの年次イベント「Teradata Universe Tokyo 2019」に合わせて発表され、米テラデータのラッゼスバーガーCEOも来日して取材に応じた。ラッゼスバーガーCEOは同社が近年、既存の主要製品を統合してリブランドし、次世代アナリティクスプラットフォーム「Teradata Vantage」として提供していることを改めて説明。さらに、提供形態についても「ユーザー企業に答えを出すことに集中してもらうために、コンピュートやストレージのチューニングはテラデータ側が対応するVantage as a Serviceとして、さまざまな環境で提供できるようパートナーエコシステムをグローバルで強化している」とした。
すでにVantage as a ServiceはAWSのマーケットプレースから利用できるが、エクイニクス・ジャパンやFusicとの協業もその文脈上にある。エクイニクスのデータセンターや各種クラウドサービスとのプライベートな接続機能を活用することで、ハイブリッドクラウド、マルチクラウドへの対応を強化する。Fusicとの協業では、パブリッククラウドを活用したIoT向け分析システムの構築をユーザーに共同で提案していく。
データ分析基盤の米テラデータ(オリバー・ラッゼスバーガーCEO)が、日本国内でのパートナーエコシステム拡大を加速させている。データセンターサービス事業を展開するグローバル大手の米エクイニクスの日本法人であるエクイニクス・ジャパンや、福岡に本拠を置くクラウドインテグレーターのFusicと協業する。as a Service化に大きく舵を切った同社製品を、ハイブリッドクラウド、マルチクラウドで幅広く活用できる環境を整えていく。