米IBMは、2018年10月に発表した米レッドハットの全株式を買収に関して、全株式買収が完了した。買収金額は340億ドル(約3兆8000億円)。米IBMは、米レッドハットの独立性と中立性を維持していくとしている。

米IBMのバージニア・ロメッティ会長兼CEO(左)と
米レッドハットのジム・ホワイトハーストCEO(右)
(米国時間5月7日「Red Hat Summit 2019」の基調講演)

 米IBMと米レッドハットの両社は、オープンソースを先進的なITソリューションの業界標準として確立するため、20年以上にわたって協業してきた。今回、米IBMが米レッドハットを買収することで、米レッドハットのオープンでハイブリッドなクラウド・テクノロジーと、175カ国以上でビジネスを手掛ける米IBMの拡張性の高いイノベーションと深い業界知識を組み合わせることができる。両社は、ともに次世代のハイブリッド・マルチクラウド・プラットフォームの提供を加速させていく。

 米IBMのジニー・ロメッティ会長・社長兼CEOは、「企業はいま、オープンで柔軟なテクノロジーと、それらを使ってシステムを安全に管理するパートナーを必要としている。IBMとRed Hatは、そのような企業のニーズに、ハイブリッド・クラウド・プロバイダーのリーダーとして応え、ビジネスを支えるテクノロジー基盤の構築を支援していく」とコメントを寄せた。