
米レッドハットのジム・ホワイトハーストCEO(右)
(米国時間5月7日「Red Hat Summit 2019」の基調講演)
米IBMと米レッドハットの両社は、オープンソースを先進的なITソリューションの業界標準として確立するため、20年以上にわたって協業してきた。今回、米IBMが米レッドハットを買収することで、米レッドハットのオープンでハイブリッドなクラウド・テクノロジーと、175カ国以上でビジネスを手掛ける米IBMの拡張性の高いイノベーションと深い業界知識を組み合わせることができる。両社は、ともに次世代のハイブリッド・マルチクラウド・プラットフォームの提供を加速させていく。
米IBMのジニー・ロメッティ会長・社長兼CEOは、「企業はいま、オープンで柔軟なテクノロジーと、それらを使ってシステムを安全に管理するパートナーを必要としている。IBMとRed Hatは、そのような企業のニーズに、ハイブリッド・クラウド・プロバイダーのリーダーとして応え、ビジネスを支えるテクノロジー基盤の構築を支援していく」とコメントを寄せた。