【上海発】華為技術(ファーウェイ)は9月19日、オープンエコシステムでの開発を促進するため、ハードウェアの「開放」とソフトウェアの「オープン化」を進める。中国上海市で開催中の年次イベント「HUAWEI CONNECT 2019」で、同社の幹部が方針を示した。(上海支局 齋藤秀平)

候プレジデント

 同社のクラウド&AI製品・サービス部門の候金龍プレジデントは、基調講演で「汎用CPUの発展は限界を迎えており、技術のイノベーションで多くの壁を乗り越える必要がある」とIT業界を取り巻く環境の変化について説明した。

 そのうえで「オープンエコシステムのためには、ハードウェアの開放とソフトウェアのオープン化が重要になる」と強調。サーバー向け「Euler OS」をオープンソースにすると宣言し、今年12月末までにオープン化を完了させる計画を公表した。
 
馬プレジデント

 続いて登壇したインテリジェントコンピューティング事業部門の馬海旭プレジデントは「人々の生活を変える自動運転やスマートホームなどのためには、強力なコンピューティングパワーが必要だ」と述べた。
 
パートナーに開放されるKunpengボード

 その後、ARMベースのチップ「Kunpeng 920」を搭載し、デスクトップPCやサーバーの開発に使える「Kunpengボード」を発表した。「Kunpengボードはパートナーに全面的に開放する。最強の計算能力を備えたKunpengボードで多種多様な開発をしてほしい」と呼びかけた。