NTTテクノクロス(串間和彦社長)は、金融分野でのオープンAPI向けの最新標準仕様「Financial-grade API(FAPI)」に対応したクラウドセキュリティ製品「TrustBind/Federation Manager」の新バージョンを10月15日に発売した。

「TrustBind/Federation Manager」の新バージョンの概要

 オープンAPIでは、セキュリティのための開発標準としてOAuth2.0への準拠が推奨されている。しかし、OAuth2.0だけでは、金融サービスに求められるセキュリティ要件に対し、更新系APIへの対応などについて不十分であるため、OAuth2.0の拡張仕様としてFAPIという金融データを扱うオープンAPI向け仕様の標準化が進められてきた。

 NTTテクノクロスでは2006年に販売を開始し、13年にOAuth2.0に対応したTrustBind/Federation Managerによって、官公庁・金融・教育などの分野で大小100システム以上の認証・認可基盤を構築してきた。新バージョンでは、この実績を生かし、金融サービスをはじめとした高セキュリティが求められるシステムで安全なAPI連携の実現を支援するため、FAPIに対応した。これにより、悪意のあるアプリケーションによるなりすましへの対策など、金融データを扱うオープンAPIに求められるセキュリティレベルに対応し、安全なAPI連携を実現する。

 また、TrustBindシリーズの特徴である拡張性の高い連携インターフェースを踏襲し、既存の認証基盤やAPI基盤と連携したシステム構築を低コストで実現できる。さらに、自社開発製品であるため、提案から保守フェーズまで、同社のエンジニアによる丁寧で迅速なサポートを提供する。