マイナビは9月11日、先進事例や講演、ブースでの情報交換を通じて農業の活性化を目指すイベント「NEXT AGRI PROJECT」を東京・品川インターシティホールで開催した。また、9月19日~20日に大阪でも開催する。

「NEXT AGRI PROJECT」の様子

 課題を抱える農家、新しい挑戦をする農家にとって必要な情報と人的ネットワークを提供するイベント。農業現場の「現在」を知る専門家や積極的に取り組む自治体の講演や、農業の課題を解決・支援するICTソリューションの展示、ブースでの人材交流などを行う。

 出展した積水化学工業は、水田での水管理を省力化し、多様な水管理を可能にする水田用の多機能自動給水機「水まわりくん」を出品。水田用給水栓「エアダスバルブ」の上部に設置する駆動装置で、「エアダスバルブ」の開閉を自動で行う。
 
自動給水機「水まわりくん」

 また、農林水産省と水田水管理省力化システムの実証試験を実施しており、その結果、水管理の省力化効果や高品質・高収益効果を確認することができたという。

 伊藤忠飼料とNTTテクノクロスは、開発中の豚の体重推定システム「デジタル目勘」を参考出品した。豚は一定の体重を超えると「型落ち」として価格が落ちてしまう。型落ち直前の豚を労働負荷をかけずに識別できるように、画像解析技術を活用した体重推定システムを開発した。
 
豚を上から撮影すると体重を推定する

 専用の小型携帯端末を使い、豚を撮影することで端末内部に保存している体重推定モデルと照合。推定体重を算出する。同システムは2019年度内に販売する予定。