ザインエレクトロニクスは2月21日、最大16人の体温を同時に非接触で検知する新しいAI顔認証ソリューションを2020年第1四半期にリリースすると発表した。新型コロナウイルス対策が「国内発生の早期」フェーズに対応する必要性が生じたことを受け、大勢の人が集まる場所で、体温の高い人を同時多数かつ高速に検知するニーズに応えたい考え。

同時多数者を非接触検温するAI顔認識ソリューションの概要

 このソリューションは、同時多数者に適用可能なAI顔認証ソリューションを、黒体(赤外線を活用する温度計の参照物)を併用したサーマルカメラ上で実行する。中国の画像認識AIユニコーン企業YITU Technologyと技術面で協力する。

 従来のサーモグラフィー測定で難しかった大勢の人の流れを高速に処理することが可能で、誤差は従来方法の3分の1程度になる。同時多数顔認証機能により、熱のある来場者の認識や追尾のほか、大規模事業所の勤務者の体温の定期測定ができるようになる。