日立システムズ(北野昌宏社長)は、中堅・中小規模の製造業向けに提供している基幹業務パッケージ「FutureStage 製造業向け生産管理システム」のオプションサービスとして、RPAテクノロジーズ(大角暢之社長)のRPAソリューション「BizRobo!mini」を活用した製造現場の生産性向上を支援するサービスの販売を2月27日に開始した。

 RPAテクノロジーズでは、業務の自動化をスモールスタートしたい中小企業やRPA導入を部署単位で検討したい大企業などを対象に、18年11月からBizRobo!miniを提供してきた。また、日立システムズは昨年4月に販売を開始した企業の業務効率化や生産性向上を支援する「業務効率化支援サービス」でも、RPA製品の一つとしてBizRobo!miniを活用している。

 こうした背景を踏まえ今回、日立システムズは、FutureStage 製造業向け生産管理システムとBizRobo!miniを連携し、RPAによる製造現場の生産性向上を支援するサービスをFutureStage 製造業向け生産管理システムのオプションサービスとして販売する。

 日立システムズの基幹業務システム「FutureStage」は、主に中堅・中小規模企業の製造業や流通業などに向けて、生産管理や販売管理などの機能を提供しており、これまで累積4000システム以上の導入実績がある。今回販売するオプションサービスでは、例えば、FutureStageに新たな製品情報を登録する際に、BizRobo!miniを活用することで、品目マスタ、単価マスタ、構成マスタなど複数のマスタ情報の整合性をとった状態で紙帳票や表計算ソフトウェアから自動的に登録することが可能となる。

 このほか、受注時に必要な注文データなどをFutureStageに自動登録することや、出荷や生産が遅れている品目、欠品が発生しそうなリストを自動で作成し、担当者にプッシュ型のアラートとして送信することが可能となる。

 これまで統合型基幹システムではカバーすることが難しかった人手を介したシステムへの入力・転記作業を自動化し、省力化と人為的ミスを防止することにより、製造現場の生産性向上を支援する。なお、今回自動化する部分はテンプレートとして部品化されており、FutureStage 製造業向け生産管理システムに簡単に導入することができる。

 今後、日立システムズは、機能強化したFutureStage 製造業向け生産管理システムを中堅・中小規模の製造業向けに拡販し、20年度末までに累計約30億円の販売を目指す。さらに、FutureStage 製造業向け生産管理システムと、業務効率化支援サービスのRPA、OCR、AI-OCR製品や業務分析・可視化サービス、BPOサービスなどを連携したサービスの提供を検討し、製造現場のさらなる働き方改革や生産性向上を支援していく予定。