野村総合研究所(NRI)は、企業などの情報システムで、利用者のID(識別符号)を適切に管理・統制し、認証・認可を正しく行うためのIDガバナンスサービス「OpenStandia KAID(オープンスタンディア カイド)」の提供を6月17日に開始した。

「OpenStandia KAID」のWebサイト

 OpenStandia KAIDは、これまで培ってきたNRIのノウハウとオープンソースを活用した「開」かれた技術を駆使して顧客の課題を「解」決し、新しい時代の「快」適で安全な働き方の実現を支援するもの。NRIが10年を超える豊富な経験で蓄積したノウハウをテンプレート化し、IGA(Identity Governance&Administration)のベストプラクティスを提供する。

 パブリッククラウド上で提供するIDガバナンスサービスのため、顧客は自社で機器などを準備することなく、利用することが可能。また、顧客の要望に応じてプライベートクラウドやオンプレミス環境で動作させることもできる。さらに、他社サービスとも連携することが可能で、例えば、顧客がすでに利用しているIDaaSに連携する形でIDガバナンス機能を付加・強化できる。

 主な機能として、IDの管理と統制のベストプラクティスをサービスとして提供する。また、適切な統制下で管理されたIDで各アプリケーションを利用させるための認証と認可を提供する。認証連携の標準プロトコルであるOpenID ConnectやSAMLを利用したシングルサインオン機能、多要素認証やパスワードレス認証(FIDO)などの強固な認証機能にも対応している。