デル・テクノロジーズ(大塚俊彦社長)は10月2日、第11世代インテルCoreプロセッサーを搭載したスモールビジネス向けPCの最新モデルを発表した。10月2日から中旬にかけて順次販売開始する。

New XPS 13

 各機種とも、インテルが9月3日に発表した第11世代インテルCoreプロセッサーを搭載しており、パフォーマンスと電力消費を改善した。13.4インチモバイルPC「XPS 13」の上位機種と、ディスプレイが360度回転しタブレット端末としても使える「XPS 13 2-in-1」では、インテルが指定した仕様をクリアしたモダンPCブランド「インテルEVOプラットフォーム」に対応。同仕様では、高性能Coreプロセッサーの採用に加え、定められたバッテリ駆動時間、起動時間、充電速度、Wi-Fi 6への対応などが求められており、より快適に使える製品の指標となっている。

 また、法人向け専用モデルの新「Vostro」シリーズでは、13.3インチの「Vostro 13 5000(5301)」のほか、14インチ、15.6インチの新製品を発表。薄型軽量と高い耐久性、1時間の給電で最大80%までの高速充電を実現したほか、プライバシーシャッターや「TPM 2.0」といったセキュリティ機能を標準搭載したことで、テレワークとオフィスワークの双方でパフォーマンスを発揮できるとしている。

 同社の20年上半期のビジネス状況について、コンシューマー&スモールビジネス事業統括本部長の渡邊義成・常務執行役員は「コンシューマーにおける出荷台数は、市場全体が23%増に対して46%増。スモールビジネスにおいては、市場が3%減に対して12%増と、二桁の伸びを示し、非常に好調に推移している」という。

 上半期は在宅勤務やオンライン学習の需要が市場がけん引したが、直近ではオフィスワークへと戻る企業も徐々に増加している。多様なワークスタイルに対応したデバイスを提供することで幅広いニーズを捉えていく考えだ。(銭 君毅)