シャープは、スタートアップを支援するオープンインキュベーション事業の一環として、社内外のネットワークをもとに、品質・信頼性の各種試験、解析から改善コンサルティングまでを行う受託サービス「Product Quality.net」を新たに追加、開始した。

「CTstage Cloud」のサービスイメージ

 新サービスは、スタートアップの製品やデバイスの品質・信頼性確保、不具合対応などの課題に対し、シャープと協力企業が保有する試験設備などのリソースを活用することで、品質・信頼性の各種試験や解析サービスをタイムリーにリーズナブルな料金で提供するもの。さらに、要望に応じ、同社が長年培ってきた品質向上のノウハウや知見、高度な専門性に基づく高品位な改善提案やコンサルティングも提供する。

 新製品の開発・生産・販売を進めるうえで、製品クオリティの確保や安全性の担保、法規制の順守は、製造者に課せられた重大な責務となっている。新サービスは、製品の品質確保の経験が不十分なスタートアップだけでなく、品質や信頼性に関する各種試験をタイムリーにリーズナブルなコストで実施したい、または、信頼できる試験先に委託したいと考える企業や開発機関などでも利用できる。

 シャープでは16年から様々なオープンインキュベーション施策を展開してきた。新サービスの開始により、スタートアップの事業展開支援を強化するとともに、同社が注力する8K+5GエコシステムとAIoTワールドの実現に向けたスタートアップとの連携を、さらに加速していく考え。