また、JP1の最新バージョン12.5では、情シス部門の一層の負担軽減を目的として、システム障害の発生時に行う対処手順を具体的に示す機能を強化した。これまでは「○○をしてみてはどうですか?」というガイド表示にとどまっていた機能を、「障害の影響が及ぶジョブを確認する」「影響が及ぶ○○業務の担当者に連絡する」「異常があるハードウェア担当者に調査を依頼する」などの項目を表示し、情シス管理者はそれぞれの項目の「実行」ボタンを押すだけで必要な対処手順を行えるようにした。ほかにもHCI(ハイパーコンバージドインフラ)やコンテナ型仮想化、Amazon Web Services(AWS)環境の状態管理の機能も強化している。