ニュース

クラウドフレアがAPACでセキュリティ調査、日本はゼロトラストへの取り組みで遅れを取る セキュリティ投資も消極的

2021/10/20 10:00

週刊BCN 2021年10月25日vol.1896掲載

 クラウドフレアは10月18日、記者会見を開き、APAC地域で実施したセキュリティに関する調査結果を発表した。日本は各国に比べ、セキュリティへの投資が消極的なことやゼロトラストの実現に向けたソリューションの導入が進んでいないことが明らかになった。
 
青葉雅和
日本代表

 調査は日本、オーストラリア、シンガポール、インド、マレーシアの従業員500人以上の企業を対象に実施。ITやサイバーセキュリティの意思決定者と意思決定に影響力を有する担当者1006人が回答した。

 「2021年は昨年と比べセキュリティ・インシデントは増加した」と回答した企業は日本が45%だったのに対して他の4カ国の平均は54%だった。平均に比べ若干低いものの、国内でのセキュリティ・インシデントが増加していることが分かった。一方で、インシデントの増加に伴い、セキュリティへの投資を増やした企業は日本が40%だったが、他の4カ国が全て60%以上となり、セキュリティへの投資に大きな差が出ている。

続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。

(登録無料:所要時間1分程度)

新規会員登録はこちら(登録無料)

会員特典

詳しく見る
  1. 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
  2. メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
  3. イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
    SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
  4. 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!
  • 1

関連記事

進化するセキュリティ市場(前編)ネットワークセキュリティはゼロトラストへ 各ベンダーはSASEの提供に注力

東京五輪で日本へのサイバー攻撃は急増か? クラウドフレアが調査

クラウドフレア 需要拡大を見込みSASEの拡販に注力 リモートワークの増加でセキュリティ対策が変化

外部リンク

クラウドフレア=https://www.cloudflare.com/ja-jp/