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英セカンドマインド、自動車モデルベース開発向けAI技術拡充で日本市場開拓へ

2022/02/10 11:02

 英セカンドマインドが自動車モデルベース開発向けAI技術の拡充に乗り出す。2月3日の事業戦略発表会で、マツダに複数年のアクティブラーニングプラットフォームをライセンス供与することを通じ、日本市場開拓の足掛かりとしたい意向だ。ガリー・ブロットマンCEOは自動車モデルベース開発の効率化や工程期間、環境負荷軽減を後押しして「今後1年から1年半をかけて成長させていく」と意欲を示した。
 
セカンドマインド日本法人の井上友宏代表(左)と英本社のガリー・ブロットマンCEO

 セカンドマインドは2016年に設立。世界全体で50人規模のスタートアップ企業として機械学習技術の提供に注力している。20年に立ち上げた日本法人の井上友宏代表は、「導入効果が見えるエンジンキャリブレーション用途での売り込みからはじめ、エンジン以外の複雑な制御技術へ適用範囲を広げていきたい」と展望を語った。同社によると、エンジンから生まれる力を駆動輪へ効果的に伝えるパワートレインの設計開発など各方面に対応していく上で、アクティブラーニングプラットフォームの導入効果に期待が高い、としている。

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外部リンク

セカンドマインド=https://www.secondmind.jp/

マツダ=https://www.mazda.co.jp/