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クオリティア「オンラインセキュリティに関する調査」、勤務先での不安感は40%に

2022/09/07 15:36

 クオリティアは7月21~27日の7日間、「オンラインセキュリティに関する調査」を実施した。

 今回の調査では、全国の20歳から59歳の会社員(契約社員、派遣社員含む)または公務員・団体職員で情報システム担当部署に所属する1000人を対象に、勤務先のオンラインセキュリティに関する不安、メール・Web会議システム・チャットのセキュリティに関する質問、勤務先のオンラインセキュリティ対策として強化が必要だと思うもの、情シス責任者(CIO)になってほしい芸能人などを調査した。

 それによると、勤務先のオンラインセキュリティについて、どのくらい不安を感じるかを聞くと「オンラインセキュリティ全般」で「非常に不安を感じている」が7.1%、「やや不安を感じている」が32.9%で、両者を合わせた「不安を感じている(計)」は40.0%だった。逆に、「全く不安を感じていない」が11.8%、「あまり不安を感じていない」が48.2%で、両者を合わせた「不安を感じていない(計)」は60.0%となった。勤務先のオンラインセキュリティに対して、4割が何らかの不安をもっていることがわかった。

 「メールのセキュリティ」では、「不安を感じている(計)」は41.4%。Web会議システムやチャットで「不安を感じている(計)」は29.1%で、「チャットのセキュリティ」で「不安を感じている(計)」は30.6%だった。「社員のオンラインセキュリティ意識」で「不安を感じている(計)」は51.3%と半数を超えた。

 勤務先のオンラインセキュリティ対策について、どのくらい不足していると感じるかを聞いた結果、「ウイルス対策」では、「非常に不足している」は3.9%、「やや不足している」は20.7%で、「不足している(計)」は24.6%。逆に「全く不足していない」は18.4%、「あまり不足していない」は57.0%で、「不足していない(計)」は75.4%となった。スパムメールなどによるウイルス攻撃に関して、十分な対策ができていないと感じる情シス担当者は少なくないようだ。

 「不正侵入対策」で「不足している(計)」は28.5%、「情報漏えい対策」は「不足している(計)」が36.0%、「災害などによる機器障害対策」で「不足している(計)」は42.0%となった。

 一方、情シスをテーマに、イメージに合う芸能人・アニメキャラを聞いた。情シス責任者(CIO)になってほしい芸能人を聞いたところ、1位「天海祐希さん」、2位「カズレーザーさん」、3位「阿部寛さん」。男女別にみると、男性では1位「タモリさん」、2位「阿部寛さん」「カズレーザーさん」「所ジョージさん」で、女性では1位「天海祐希さん」、2位「厚切りジェイソンさん」「カズレーザーさん」「西島秀俊さん」だった。
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外部リンク

クオリティア=https://www.qualitia.co.jp/