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日本オラクルが新たなクラウド型データベースサービス、オブジェクトストレージの大容量データを高速処理

2022/12/29 16:00

週刊BCN 2023年01月02日vol.1951掲載

 日本オラクルは12月16日、クラウド型データベースサービス「MySQL HeatWave」の新サービスとなる「MySQL HeatWave Lakehouse」に関する報道向け説明会を開いた。オブジェクトストレージ上の各種ファイル形式に対し、MySQL HeatWaveからSQL文で直接的にクエリを実行できる。最大400テラバイトのデータのクエリに対応するほか、HeatWaveクラスタを最大512ノードまで拡張でき、大容量データを高速に処理できる点も特徴とする。

 MySQL HeatWaveは、MySQLのマネージドサービスに専用のクエリ・アクセラレーターを組み合わせて高速化し、トランザクション処理やデータ分析・予測、機械学習などを一つのデータベースで行えるソリューション。Lakehouseでは、MySQLデータベース内のデータに加え、CSVやParquet形式のデータファイル、Amazon Web ServicesのAuroraやRedshiftのバックアップデータの処理が可能で、MySQLデータベース内のデータとオブジェクトストレージのデータを結合させることもできる。現在はベータ版として提供しており、2023年上半期のリリースを予定している。

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日本オラクル=https://www.oracle.com/jp/

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