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デジタルアーツ、コミュニケーション分野に本格参入へ クオリティの高い製品で市場を開拓
2023/06/22 09:00
週刊BCN 2023年06月19日vol.1973掲載
デジタルアーツは5月26日、「パートナーミーティング2023」を開催し、2022年度(23年3月期)の売上高が、前年度比15.3%増の104億3600万円で過去最高になったと発表した。今期は、チャット・オンライン会議システム製品の提供を開始し、コミュニケーション事業分野に本格参入することを明らかにした。セキュリティ製品の拡充にも注力し、幅広いニーズに対応する体制を整え顧客獲得を目指す。
22年度は公共や文教、大手企業で、Webセキュリティソフト「i-FILTER」やメールセキュリティソフト「m-FILTER」の利用が進んだことが成長要因となった。一方で、道具登志夫社長は中堅中小企業での導入が進んでいないことを課題として挙げ「中堅中小企業では、簡単で安く導入できる製品が求められている。クオリティの高い製品を安価で提供することで、マーケットを開拓していく」と力を込めた。
本格参入するコミュニケーション事業では、6月21日に、チャット・オンライン会議システム「Desk」とウェビナーシステム「Desk Event」を発売する。コミュニケーションツールの利用が拡大する中、情報漏えいなどセキュリティリスクが高まっていることから、セキュリティ機能に強みを持つコミュニケーションツールとして訴求する。Deskでは、GIGAスクール版も販売、いじめにつながる投稿をブロックする機能などにより学校特有の課題の解決を目指す。多くの学校で利用されている「i-FILTER@Cloud GIGAスクール版」との連携も予定している
セキュリティ製品では、認証・ID管理製品「StartIn」を8月に、DLP、ファイル判定といった情報漏えい対策機能などを搭載する「f-FILTER」を10月に発売する。m-FILTERでは、7月に「Microsoft 365」のOutlookに対応するメール誤送信対策製品「m-FILTER MailAdviser OWA」をシリーズラインアップに追加する。
(岩田晃久)
デジタルアーツは5月26日、「パートナーミーティング2023」を開催し、2022年度(23年3月期)の売上高が、前年度比15.3%増の104億3600万円で過去最高になったと発表した。今期は、チャット・オンライン会議システム製品の提供を開始し、コミュニケーション事業分野に本格参入することを明らかにした。セキュリティ製品の拡充にも注力し、幅広いニーズに対応する体制を整え顧客獲得を目指す。
22年度は公共や文教、大手企業で、Webセキュリティソフト「i-FILTER」やメールセキュリティソフト「m-FILTER」の利用が進んだことが成長要因となった。一方で、道具登志夫社長は中堅中小企業での導入が進んでいないことを課題として挙げ「中堅中小企業では、簡単で安く導入できる製品が求められている。クオリティの高い製品を安価で提供することで、マーケットを開拓していく」と力を込めた。
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