地図情報サービスなどを手掛けるジオテクノロジーズは6月16日、デジタル地図や人流データなどを統合して提供するプラットフォーム「Geo-Prediction Platform(GPP)」を発表した。同プラットフォームの提供に合わせパートナー戦略を強化し、「ジオプリディクション・パートナーエコシステム(GPPE)」を開始することも明らかにした。GPPとパートナーの知見や技術を組み合わせたソリューションの展開を目指す。
同社はデジタル地図データベースやカーナビ向けの地図を提供してきたことから、地図や位置情報に関する豊富なデータを保有している。加えて、2020年10月に徒歩や自転車などで移動することでポイントがたまるアプリ「トリマ」を開始。同アプリで得られた消費者の移動情報を蓄積した人流データの作成も行っている。GPPは、これらのデータにリサーチやマーケティングのデータを統合、高精度な分析が可能となるという。
杉原博茂 社長
杉原博茂社長は、活用例として道路渋滞の予測などを挙げ「地図データと人流データの両方を持っているのが当社の強みだ。GPPにより未来予測を支援し、社会課題の解決を目指す」と抱負を述べた。
提供はサブスクリプション型で、APIも用意しており、他社データや生成AIとの連携も可能だとしている。
GPPEでは、「販売パートナー」「OEMパートナー」「トリマ再販パートナー」「コンサルティングパートナー」の四つにパートナーを分類する。各パートナーに対して、共同戦略のプランニング、共同マーケティング、営業やSEに対する支援などを提供する。トレーニングカリキュラムやサポート体制の拡充を図るため、パートナー専任チームを設立するとした。杉原社長は「パートナーごとに強い分野があるため、連携を強化しGPPを活用した最新のソリューションをお客様に届けていきたい」と述べた。
(岩田晃久)