SB C＆Sは、マイクロソフトが提供するMicrosoft 365の導入前の相談から導入後の活用支援、技術者の育成、リード獲得まで販売パートナーを総合的に支援するプログラム「C＆S Partner Club for Microsoft 365」を開設した。

　Microsoft 365は、Word、Excel、PowerPointなど多くの企業で利用されているMicrosoft 365アプリケーションに加え、Microsoft Teamsをはじめとするグループウェアやセキュリティまでオール・イン・ワンで利用できるサブスクリプションサービス。初期費用を抑え、常に最新バージョンを利用でき、セキュリティも強化できるなどサブスクリプションサービスならではのメリットが注目され、業務効率化やテレワーク・リモートワークを推進する企業にとっての最適なソリューションの一つとなっている。 

　SB C＆Sでは、2014年に「Microsoft 365相談センター（旧・Office 365相談センター）」を開設し、Office 365（現在のMicrosoft 365）サービスのリリース当初から、法人への導入支援を行っている。22年度は、年間100万人を超えるユーザーに利用され、1万3000件を超える問い合わせに対応した。また、Microsoft 365の最新情報をコンスタントに届ける「（ショートウェビナー）テレワーク相談会」シリーズでは、約1400人（うち、販売パートナーは約5割）が参加している。

　オンプレミスのOffice（買い切り型の永続ライセンスのOffice）にも依然として多くの需要があるが、Microsoft 365 Copilotをはじめとする昨今のAIの勃興という背景から、SB C＆Sでは販売パートナーやエンドユーザーのクラウドシフト・DXマインドの醸成をいち早く推進している。これまで以上の情報発信、問い合わせへの対応、販売パートナーの営業支援、スキルアップ支援などを目的に、今回、C＆S Partner Club for Microsoft 365の開設に至った。

　同プログラムでは、既存のサポートメニューの強化に加え、新しく販売パートナーやエンドユーザー向けの勉強会の開催、案件獲得の支援などを追加し、Microsoft 365の導入と活用をさらに支援していく。

　なお、C＆S Partner Club for Microsoft 365の開設にあわせて、Microsoft Azure販売パートナー向けの支援プログラム「C＆S Azure Club」を「C＆S Partner Club for Azure」に名称変更する。