レノボ・ジャパンは2月6日、記者説明会を開き、GIGAスクール構想第2期向けにGIGA端末、学習コンテンツ、運用支援サービスをパッケージ化した「Lenovo GIGA School Edition」を提供すると発表した。学習コンテンツをパートナーとの連携で充実させたほか、第1期での課題を踏まえて壊れにくさを重視した端末を用意した。
Lenovo GIGA School Editionの特徴として、レノボ・ジャパンの安田稔・副社長は、「当社は第1期でナンバーワンのシェアを取り、そこから多くの課題や反省点を洗い出した。第2期で重視するのは頑丈さと、(教師や生徒たちが)使いたくなるデバイスを提供することだ」と述べた。
端末は、ChromeOSの「Lenovo Duet Chromebook EDU G2」「Lenovo 500e Chromebook Gen 4s」、WindowsOSの「Lenovo 300w Yoga Gen 4」を用意する。壊れにくさにこだわり、落下テストやねじり試験、圧力試験など生徒の利用を想定したテストを実施しながら開発した。第1期で故障が多く報告されたことから、USB端子に異物が入り、異常な電流が流れた際にシステムがシャットダウンする設計も採用した。
Lenovo GIGA School Editionでは、第2期で補助金の対象となった予備機の運用サービスも提供する。予備機の必要な台数は各学校で保管し、残りは同社の専用の倉庫で管理する。同社の倉庫から予備機を提供する際は、大日本印刷や日本郵便、佐川急便と連携して迅速に提供できる体制を整えた。(大畑直悠)
レノボ・ジャパンは2月6日、記者説明会を開き、GIGAスクール構想第2期向けにGIGA端末、学習コンテンツ、運用支援サービスをパッケージ化した「Lenovo GIGA School Edition」を提供すると発表した。学習コンテンツをパートナーとの連携で充実させたほか、第1期での課題を踏まえて壊れにくさを重視した端末を用意した。