セイ・テクノロジーズは、サーバー設定仕様書自動生成サービス「SSD-assistance」で、新たに「FortiGate」のFortiOS 7.4と仮想ドメイン(VDOM)環境に対応した最新バージョンの提供を3月17日に開始した。これによって、FortiGateの設定仕様書を自動生成する範囲が拡大し、エンジニアの手作業負担を軽減する。
「FortiGate」VDOM設定仕様書サンプル
SSD-assistanceは従来、FortiOS 7.2のみの対応だったが、新たにFortiOS 7.4に対応することで、より多くの環境で設定仕様書の自動生成が可能となった。また、FortiGateのVDOM機能を利用することで、1台の機器を仮想的に分割し、異なるネットワークポリシーを適用できる。VDOMは、多くの企業で管理効率の向上やコスト削減に活用されている。今回の最新バージョンでは、「FortiGate Global 設定仕様書」と、VDOMの数に応じた「FortiGate VDOM 設定仕様書」を自動生成する。
これらのバージョンアップによって、SSD-assistanceは、設定仕様書の生成対象領域を拡大し、設定仕様書の作成にかかるエンジニアの負担を軽減するほか、SSD-assistanceを社内の全エンジニアが利用することで、案件や担当者ごとに異なりがちな管理フォーマットを標準化。設定仕様書の統一や納品ドキュメントの品質向上にもつながり、エンジニアの生産性向上を支援する。