カスペルスキーは5月15日、QKS Groupの2025年「SPARK Matrix:Digital Threat Intelligence Management」レポートで、その優れた脅威インテリジェンスが評価され、最高評価の「リーダー」の1社に選出されたと発表した。このレポートでは、高度なサイバー脅威を検知・特定し、対応することを可能にする、信頼性の高いサービスを世界中に提供しているカスペルスキーの優れた能力が強調されている。
「SPARK Matrix」は、ベンダーとその能力に関して包括的な情報が得られるレポート。世界のサイバーセキュリティー市場の動向や主な傾向、ベンダーを取り巻く状況、競争上の位置付けについて詳細な分析を提供している。カスペルスキーは、25年版の同レポートで、脅威インテリジェンスの優秀さが認められ、テクノロジーの卓越性(Technology Excellence)と顧客への影響力(Customer Impact)の両項目で高く評価された。今回の評価は、サイバー脅威インテリジェンス全体の未来を形成していくうえで、同社がMSSP(マネージド・セキュリティー・サービス・プロバイダー)や大規模企業に実用的な脅威インテリジェンスを提供する重要な役割を果たしていることを裏付けるものとなる。
同社が提供する「Kaspersky Threat Intelligenceサービス」は、数十年にわたるサイバーセキュリティーの専門知識、世界的に評価されている調査チーム、脅威に関する豊富なデータやAPT(持続的標的型)攻撃に関する知見、マルウェア分析、そしてデジタル・リスク・インテリジェンスへのリアルタイムでのアクセスを提供する。900を超える脅威アクターと攻撃活動を追跡し、毎年200以上の脅威インテリジェンスレポートを発行している。