マジックソフトウェア・ジャパンは11月7日、都内で年次イベント「Magicians Meeting 2025」を開催し、最新の製品アップデートを説明した。イベントには「丸亀製麺」などの飲食店を展開するトリドールホールディングス(トリドールHD)が登壇し、データ連携ツール「Magic xpi」を活用した同社のデータマネジメント戦略を説明した。
トリドールHD
磯村康典 執行役員
トリドールHDの磯村康典・執行役員兼CIO兼CTOは「データマネジメントで重視しているのは、正確性だ」と強調した。同社ではデータウェアハウスを活用した場合、データの加工の際にミスが発生する可能性があることから、データ基盤をデータレイクに一元化。生データをデータレイクに蓄積し、これを信頼できる正しいデータとして分析に活用している。磯村執行役員は「使い勝手は良くなくても、事実となる正しいデータだけを保存し、集計などの作業に使えるようにしている」と説明した。
データレイクからのデータの出し入れはMagic xpiに統一し、一貫した管理や迅速なやり取りを可能にしている。磯村執行役員は「Magic xpi に備わるさまざまな機能を活用しており、このほど実装されたAPI機能でデータレイクにアクセスしている」と話した。
イベントではローコード開発ツール「Magic xpa」の製品アップデートも解説。操作性を向上する機能の充実を推進しており、生成AIとの会話を通してスタイルシートを作成する機能を紹介した。今後はウィジェットの作成にも対応する方針だ。
2025年度のビジネスの近況も説明した。パートナーの業種別パッケージビジネスに加え、大型案件の獲得が好調で、新規のパートナー獲得も進んでいる。開発案件の増加に伴い開発者不足を補うために、新規開発パートナーを即戦力化するプログラムの提供を開始しているとした。
(大畑直悠)