年頭所感

【2006年 年頭所感】 ダイワボウ情報システム

2006/01/02 20:37

週刊BCN 2006年01月02日vol.1119掲載

「質の追求」

松本紘和社長

 勝ち残るためには、営業面やサポート面、物流面など、さまざまな分野で質をさらに追求していくことがカギとなる。

 営業面では、05年10月時点で、従来10支店だった東京営業部を12支店に増加、関東営業部の1出張所を支店に格上げするなど関東地区の基盤を一段と整え、ビジネスを拡大するための戦略を強化した。一方、地方では「DISわぁるどin東北」を05年8月26日に開催した。「セキュリティ・キャラバン」と称したセミナーを実施するなど、将来的なビジネスに結びつけるための取り組みも積極的に行った。

 競合他社と同じビジネスを手がけていては差別化にならない。全国に拠点が多いことを強みとし、今後も地域密着型のビジネスを徹底して強化していきたい。

 重点カテゴリーとして、「セキュリティ」「サービス&サポート」「デジタル情報家電」「IP電話関連」「データベースソフト・ミドルウェア・ライセンス」「ハンドリング・TCB」「バックアップ装置」などビジネスの拡大に力を入れていく。05年度(06年3月期)に500億円の売り上げを達成させる。

 物流面では、ローコストオペレーションの徹底で、売上高と物流費の比率を1.25%(04年度は1.35%)まで下げることを目指している。

 当社がさらに成長するため、売り上げと利益を増加させる戦略とコスト削減策の両面を強化する体制を敷いていく。
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