「密着」

石橋英次社長

 主要商圏だけでなく、今後は地方のビジネスをどう伸ばしていくかがカギだ。今年は地場の顧客に密着した製品・サービスの提供に力を注ぐことから「密着」をキーワードにした。

 CEは単なる修理やメンテナンスだけでなく、顧客の良き相談相手になることが重要だ。このため、7─8年前から提案スキルを高めるための教育に力を入れている。全国的なサービス網と提案力も併せ持つCEを活用して、各地域の顧客に密着した営業展開を通じてビジネスの拡大を図っていく。

 当社は今年度(2007年3月期)から3か年の中期経営計画のなかで、08年度に売上高317億円の確保を目標としている。一連の拠点統廃合やコスト削減施策が奏功しており、順調に滑り出すことができた。来年度からは、さらに成長戦略を加速させていく。

 当社の事業を大きく分ければ、情報システムの「保守」が全体の60%を占め、運用サービスなどの「マネジメント」が20%、「ネットワーク構築」が20%の構成だ。オープン化の進展でハード保守事業はサービス単価が下落し事業拡大は難しい状況にある。

 ただし、マネジメント事業は成長率が非常に高い。今はSEを顧客先に派遣した常駐型の運用サービスが中心だが、常駐させずに当社のセンターから遠隔監視するサービスを積極的に提案していく。

 親会社の東芝ソリューションと緊密に連携し、システムの企画、構築は東芝ソリューションが、運用や保守は当社が担うという流れを、これまで以上に徹底させる。