レガシーなベンチャー

ネットワンパートナーズ
齋藤普吾 社長
 ネットワンシステムズグループのパートナー事業を担う戦略的な企業として2009年1月に設立し、約1年が経過した。「レガシー」というのは、ネットワンシステムズが粛々と培ってきたIPネットワークインテグレーションを指す。一方、「ベンチャー」というのは当社がパートナー企業を支援する協業で新しいをビジネスモデルの構築を追求していくという意味だ。

 協業パートナー経由で製品を販売するというディストリビュータモデルを主力事業に据えるベンダーが多く存在するが、当社はネットワークの設計支援をはじめ機器の選定や調達、構築や運用保守までを一貫して行える。このような再販モデルを手がけている企業は当社のみだと自負している。新しいビジネスモデルという点でも「ベンチャー」という表現を使った。

 例を挙げれば、2009年12月にオフィスビル向けの省エネソリューションとして「CFMS by BX-office」を発売した。これは、シスコシステムズのルータ「Cisco ISR2800」シリーズやユビテックの管理ソフトである「BX-office」シリーズを組み合わせたものだ。このようなソリューションの創造で、パートナー企業が新規の事業領域に参入できると確信している。

 2010年は、当社にとって非常に重要な1年になる。市況やICT業界が混沌としているなか、パートナー企業やユーザー企業のメリットにつながるビジネスを手がけていく。