【上海発】NTTデータイントラマートの中国現地法人NTTデータイントラマート上海は、現地でのビジネスパートナー網の拡充に力を入れる。すでに、地場系有力SIerや、中国に進出する日系SIerなどおよそ12社からなる販売網を構築。中国市場でのシェア拡大に取り組む。

 主力商材のウェブシステム基盤「intra-mart」の販売パートナーとして、システム開発の上海創造軟件系統、インフラ構築が強みの埃慕計算機技術、オフショア開発で実績を積む上海現代商友軟件、ITコンサルティング系の上海恩覬系信息科技、組み込みソフトや医療システムを手がける上海飛楽紐康信息系統など、有力地場SIerをビジネスパートナーに迎え入れた。また、日本でintra-martを販売する有力SIerのソランの現地法人やNTTデータグループの現地法人も中国でビジネスパートナーに加わる。

 日本でのintra-martを活用したシステム開発ビジネスの市場規模は、「およそ300億円」と、NTTデータイントラマート上海の董磊総経理は推測。経済成長が続く中国でも「日本と同等規模のマーケットをintra-martで早期に創出できる」とみる。現在は上海を中心とする地場系販社網だが、早い段階で中国全土をカバーする流通網をつくる。董総経理は「中国の国土は広大であり、500社規模のパートナー網が最終的には必要になる」と分析。有力SIerに向けて“共に300億円の市場を創出しよう”と呼びかけ、まずはパートナー数を向こう3年で100社規模に増やす。

 NTTデータグループの戦略ERP製品「Biz∫(ビズインテグラル)」に採用されているNTTデータイントラマートの販売管理の中国語版も、年内をめどに発売を予定。Biz∫は基盤部分にintra-martを活用しており、今後は中国でのBiz∫系商材の品揃えも拡充させる。ビジネスパートナーの増加と商材ラインナップの強化を並行して進めることで事業拡大を目指す。(安藤章司)