明日のカタチを創る力

河井信三 社長
 私は、東芝の電力事業部門で長らく経験を積んだのち、2011年1月1日付で東芝ソリューションの社長に就いた。前社長の梶川茂司氏の経営方針を引き継ぐ意味も込めて、表題のキーワードは、当社ブランドメッセージ「明日のカタチを創る力」とした。当社は、東芝グループで情報サービスやSIを手がける中核事業会社であり、グループ連携を基軸としてビジネスを伸ばしていく。

 その代表例が、今、東芝グループが力を入れているスマートグリッドやスマートシティに対する取り組みである。発電所から始まり、ビルやデータセンター(DC)、工場、一般家庭に至るまで電力を効率よく使うための再構築が世界中で進んでいる。東芝グループは、米国やインドでのプロジェクトに参加するなど、先進的な取り組みを多数実行しており、当社はITの側面で貢献していく。スマート化に必要な設備やデバイスを有機的に結んで制御するITは、人間の体にたとえれば神経系統に相当する。性能を大きく左右する重要な部分だ。「明日のカタチを創る力」は、こうした極めて高度なITシステムを人間力や技術力、サポート力で支える意志をメッセージ化した。

 また、大規模案件だけでなく、社内外の有力なパッケージアプリケーションソフトを活用した中堅企業向けのITソリューションにも力を入れる。ユーザー企業の課題解決や、新しい価値の創造、企業・社会をITで支えることで事業拡大を目指す。