トップ企業になる

中井戸信英 社長
 トップ企業を定義づける指標は、利益であったり、技術力であったりとさまざまだが、わかりやすい指標はやはり売上高だろう。まずは日本の情報サービス業でトップになることを目指したい。当社は2011年10月1日付で、旧住商情報システム(SCS)と旧CSKが経営統合してSCSKとしてスタートした。旧CSKと一緒になったことで、旧SCSだけでは十分カバーできなかった大規模データセンター(DC)を活用したクラウドやBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスなどの分野を大幅に強化することができた。

 年商規模も2012年3月期の旧2社単純合算ベースで2760億円、3年後の2015年3月期には連結売上高3000億円達成を目標としている。経営統合によって、DCは全国約10か所に増え、海外拠点は中国やASEAN、欧米に展開。グローバルビジネスを拡大する枠組みが整った。3~5年後には海外関連の売上高を年商の10%まで高めることを視野に入れる。

 だが、わが身を振り返ると、現時点で断トツのトップ企業になったとは言い難い。グローバル規模でのSCM(サプライチェーン管理)やCRM(顧客情報管理)システムといった分野で、顧客のビジネスを支援し、日本企業が世界で勝ち残れるシステムを提供していくことで、顧客とともに成長する。最終的には企業規模を今の2倍、3倍へと大きくし、名実ともにトップになる。