改革

中谷昇 社長
 当社は、「一分野一社」というモデルを事業展開の基本としている。そのため、私どものビジネスは経済全般の動きに左右されるというよりも、個々のお客様のビジネス状況の変化に影響を受けやすい。2011年は、製造業向け事業の売り上げが伸びをみせた。これは、当社がこれまで入り込めていなかった製造業の企業に入ることができた結果だとみている。

 2012年は、「改革」をキーワードに掲げ、製品ポートフォリオの増強を目指す。さらに、新規顧客の開拓に力を入れ、景況に左右されにくい分野でユーザー企業の数を増やしたい。「改革」に欠かせないのは、社員の考え方を変えることだと考えている。社員教育を強めることによって、当社のビジネススタイルを積極的な「提案型」へシフトすることに注力していく。

 新年は、国内ビジネスを“キャッシュ・カウ(稼ぎ頭)”としながら、グローバルビジネスを伸ばす。フランスと米国に拠点をもっているので、パッケージ販売を行う海外法人と緊密に連動するかたちで、海外法人から特殊な新技術を取り入れ、付加価値をつけて日本で展開する。また、海外法人にITサービスの展開に関して、当社の豊富なノウハウを提供していきたい。

 5年後に、海外の売上比率を15%に引き上げることを目指している。そのために、2012年、ロードマップをつくり、ビジネス展開のスピードを高める。