グローバルビジネスの第一歩

石川享 社長
 当社は、2012年4月1日に、富士通のSE子会社4社を統合して誕生した新会社だ。東日本地域を中心に展開しているが、既存顧客から海外でのサポートに関する要望が多かったので、海外事業を開始した。12年度(13年3月期)は、海外で約50億円の売り上げを見込んでおり、これを15年度には150億円にして、グローバルで通用する会社にしたい。その第一歩として、13年度は、グローバル展開を積極的に進める。具体的には、東南アジア地域に現地法人を設立する予定だ。拠点は、シンガポールなどを検討している。グループとして共同で使っていくつもりなので、富士通システムズ・ウエストと協力して設立の準備を進めていく。従来、海外では日系企業のサポート事業が中心だったが、今後は、蓄積したノウハウをソリューション化して、現地の地場企業に向けて拡販する。

 海外に注力するといっても、国内をおろそかにするつもりはない。上半期には、産業・流通・公共・ヘルスケアなどの各分野で、国内の地方有力企業50社をターゲットに定めて営業に専念し、そのうちの16社から受注をいただいた。当社の設立以前は、子会社が散らばっていたので、地方をあまり攻めることができなかった。だが、合併後は社員が業務スキルを生かせるように、業種別に組織したことが功を奏して、「地域一番」の企業を獲得できている。中堅企業に強い富士通マーケティングと連携を図りながら、13年度以降もこの50社を攻めていく。