ベンチャースピリット、再び

瓦谷晋一 社長
 20年以上も前に本社オフィスを構えた東京・築地から、麹町に移転した。主要グループ会社も麹町近辺に集めて、連帯感の強化に取り組んできた。現在、各社の執行役員が参加する共同会議を開いており、情報共有を密にしている。

 2012年9月に、データセンター(DC)事業に携わるリソースを、グループ会社のエヌシーアイに集約した。エヌシーアイの営業部隊が、大阪、横浜、北海道・石狩の3か所の当社DCを活用するサービスの提案活動を進めている。本格展開はこれからだが、すでに、DCを基盤とするBCP(事業継続計画)やDR(災害時のデータ復旧)に多くの引き合いをいただいている。

 2013年は、創業精神に立ち戻り、ベンチャースピリットが溢れる会社をつくりたいと考えている。その取り組みの一つとして、社員が個人所有する情報端末を業務に活用する「BYOD」を導入した。IT企業として、先行してBYODを導入してワークスタイルの変革を実現し、自社での経験を踏まえて、お客様へのソリューション提案に生かしていきたい。

 2012年8月、インドネシアに現地法人を開設した。2011年に進出したベトナムに続き、東南アジアで最も人口が多いインドネシアでもビジネスを展開し、海外事業を着実に成長させていく。また、国内の地方に関しては、仮想デスクトップなどの独自サービスを商材として、お客様の潜在ニーズを掘り起こしていきたい。