変革と挑戦

青木正 社長
 振り返ってみれば、2012年は、システム構築と組み込みソフトウェア開発の事業は堅調だった。その一方で、当社の運用管理ビジネスは縮小してきた。お客様の間でシステムを社内リソースで運用管理する傾向が高まったからだ。全体としては、2012年度の通期見通しは計画通りで、売上高の微増を見込んでいる。

 当社は、ビジネスモデルを変革し、新しい事業に挑戦することを方針に掲げている。スクラッチ開発で培ってきたソフトウェア開発のノウハウをパッケージ化して提供することに取り組んでいるところだ。

 2012年、新たに投入した商材の一例を挙げよう。お客様の拠点に設置した専用ファイルサーバーを当社のデータセンターにあるストレージシステムと連携させて、ファイルのアーカイブやバックアップを自動的に行うサービス「irukabox」を5月に発売した。

 私どもは現在、2013年度にスタートする次期中期経営計画を策定している。新計画を踏まえ、2013年度に注力したいのは、SaaSのサービスメニューを増やすことだ。例えば、2013年度中に債権管理システム「CREDO」をクラウド型で提供することを予定している。

 データセンター(DC)事業では、引き続き、建物とコンテナを融合させるハイブリッドDCサービスを提案していく。コンテナのコストの安さを訴求し、お客様を増やしていきたい。