溝口泰雄 取締役
常務執行役員
 これまで種を蒔いて準備してきたさまざまなビジネスの仕込みが、今まさに芽を出そうとしている。2014年はそれらを大きく展開していくという想いを込めて、「Next Stage」というキーワードを掲げる。

 5年ほど前から「ITと通信の融合」を実現する取り組みを進めてきた。当初は、「融合」をイメージできない人たちが多かったようだ。販売パートナーからも「はたして売れるのか」との声が上がった。ところが今は、スマートデバイスの登場によって、Wi-Fi環境=いつでもどこでもネットワークにつなげて業務を遂行できる環境が、端末には欠かせないということを誰もが認識している。

 こうした情勢にあって、当社が力を入れてきたのは「モバイル」や「仮想化」などだ。「モバイル」では、スマートデバイスを中心に導入事例を増やして用途提案の幅を広げてきた。「仮想化」では、シンクライアントによって強固なセキュリティを維持したまま、業務効率化を実現することを訴求してきた。これらのビジネスは、2014年も引き続き拡大を図っていく。

 クライアント端末の広がりで、ユーザー自身がシステムの構築や運用・管理に積極的に関わる「エンドユーザーコンピューティング」が台頭してきて、構造改革が起こっている。今後もユーザー企業がスマートデバイスを有効活用する傾向が高まっていくことは間違いないので、ベンダーとしてサービスモデルを増やすことに力を入れていく。