今井幸隆 社長
 ICTインフラの枠を越えたトータルサービスベンダーに“Change”することを目標に掲げ、2013年度(14年3月期)から3か年計画を進めてきたが、ついにそのゴールとなる年を迎えた。

 ハードウェアなどの製品価格はどんどん安くなっている。当社の主力事業である保守・運用サービスは、製品価格に比例するかたちで価格が決まるので、どんどんシュリンクしていく。座して待っていては仕事の領域は拡大しない。成長を目指し、攻めるために変わろうとしてきた。2015年は“Change”の最終章としての成果をみせたい。

 具体的には、富士通製品だけでなく、マルチベンダーでお客様のニーズに応える取り組みを加速する。この1年間で、富士通以外のベンダーの販売ライセンスや構築・保守ライセンスを取得するなど、基礎はできた。また、クラウドへの対応にも力を入れており、ヴイエムウェアの仮想化技術やシトリックス・システムズのデスクトップ仮想化サービスでは国内ナンバーワンの技術者数を有しているし、ネットアップの技術資格者数に至っては世界一の状態を維持できている。こうしたリソースをベースとして、お客様ごとにクラウドの最適解を提案できる「サービスマネージャー」の育成を一層推進し、2015年度末には200人まで増やす方針だ。

 さらに、お客様のワークスタイル変革を実現するためのあらゆるソリューションを提供する「まるごとイノベーション」も、すでに提供を開始したオフィス関連に加えてラインアップを拡充していく。