年頭所感

【2015年 年頭所感】 CAC Holdings

2015/01/15 20:40

週刊BCN 2015年01月12日vol.1562掲載

酒匂明彦 社長
 インドの地場有力SIerのアクセル・フロントラインが当社グループに加わったことなどから、2014年度(1~12月期)の連結売上高は20%超の割合で増える見通しだ。当社グループの海外拠点も英国、ドバイ、インド、シンガポール、中国、米カリフォルニアなどをカバーするまでに拡大。国内勤務と海外勤務の社員の割合も半々になった。

 「ReBirth!」は、2014年度までの3か年経営計画で掲げてきた言葉で、「生まれ変わる」という意味だ。この間、当社ならではの独自性を複数打ち出すことができたと自負している。当社が独自に開発した企業年金管理システム「Micmari(みくまり)」は、2014年12月に企業情報化協会からITビジネス賞をいただくことができた。製品開発だけでなく、産学官の連携で運営されている年金綜合研究所を当社が側面から支援し、年金制度の正しいあり方の研究活動の一端を支えている点も評価の対象になったと受け止めている。

 また、時間や場所の制約をなくして新しい働き方を実現するワークスタイル変革支援システム「フリキタス」や、ソフト開発プラットフォーム「AZAREA(アザレア)」にも積極的に投資してきた。AZAREAはソフト開発の高速化、自動化を支えるプラットフォームであり、私としては2015年以降に受注する新規案件は、すべてAZAREAを使いたいと思っているほどだ。とはいえ、まだまだ完全に生まれ変わったとはいえないところもあるので、キーワードは「まだまだReBirth!」とした。
  • 1

外部リンク

CAC Holdings=http://www.cac-holdings.com/