年頭所感

【2015年 年頭所感】 TDCソフトウェアエンジニアリング

2015/01/15 20:40

週刊BCN 2015年01月12日vol.1562掲載

谷上俊二 社長
 ソフトウェア開発の仕事は、着実に増えている。2015年は大いに期待できそうだ。しかし一方で、仕事のボリュームは増えても、単価は目に見えて回復しているようには思えない。長年にわたってオフショアソフト開発で日本と密接な関わりのある中国でも、円安/人民元高や中国の人件費の高騰で、もはや価格的な優位性は失われつつある。仕事の量は増えても、単価が上がらず、頼みの綱である中国オフショア開発がコスト高となれば、後は、いかにして赤字を出さないようにプロジェクト管理を徹底していくかが重要なポイントになる。

 当社では、プロジェクト管理に関する国際資格「PMP」の取得を奨励していて、今年度(2015年3月期)末までには技術者約1000人のうち350人ほどに有資格者が増える見通しだ。2014年の今頃が230人余りだったことを考えると、堅調に増えていることがわかる。注目すべきは40代、50代のベテラン技術者が意欲的に取得しており、若い世代に刺激を与えていることだ。PMP資格取得者は、向こう1~2年で技術者の半数に相当する500人に増やし、プロジェクトの管理水準を着実に高めていきたい。また、こうした人材管理やスキル向上の取り組みを通じて得たノウハウをパッケージ化した当社オリジナルのタレントマネジメントシステム「HuTaCT(ヒュータクト)」を2014年7月に製品化している。

 ソフト開発は人材の「進化」に他ならず、たゆまない努力を「継続」していくという意味で、キーワードは「継続進化」とした。
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外部リンク

TDCソフトウェアエンジニアリング=http://www.tdc.co.jp/