企業動静

企業動静 2016年9月19日付 vol.1645 中国版

2016/09/23 16:04

週刊BCN 2016年09月19日vol.1645掲載

提携

中国移動通信
青島市政府と戦略提携。中国移動通信は5年間で100億元を青島市に投資する。5G共同イノベーション実験室の設置などを通じて同市の発展を支援する。
6月7日

テンセント
クラウドサービス「騰訊雲(qcloud)」の戦略パートナーとして、業務ソフト大手の金蝶軟件集団、SIerの中軟国際と提携した。
7月5日

京東
レノボと戦略提携。京東のプラットフォームからレノボの製品を販売し、今後3年間の売上目標を600億元に設定。また、農村ECや法人向けサービスでも協力していく。
7月27日

太極
阿里雲計算と戦略提携。主に中国政府や中央企業向けにクラウドソリューションを展開する。
8月26日

設立

中国広電
中信集団と合弁会社を設立すると発表。新会社ではIPTV事業を展開する。なお、中国広電は5月5日に「基礎通信業務経営許可証」を取得している。
6月1日

LeTV
広汽集団とIoV(Internet of Vehicle)領域の合弁会社を設立することが明らかになった。資本金は2億元で、LeTVは40%出資する。
6月6日

宝信軟件
宝鋼集団と人材サービス事業を手がける合弁会社を設立すると発表。出資比率は宝信軟件が15%、宝鉄集団が85%。
6月7日

百度
太平洋保険とインターネット保険会社を設立することが明らかになった。自動車保険を提供する模様。
6月7日

レノボ
「Lenovo TechWorld」を開催し、データセンター業務グループ(DCG)の設立を正式に公表。
6月12日

博彦科技
データ関連事業を展開する100%子会社の「博彦多彩数据科技」を正式に設立した。
7月26日

浪潮集団
貴州省と提携し、合弁企業「浪潮雲上(貴州)技術」を貴陽に設立。省政府主導のクラウドプラットフォーム「雲上貴州」の運用とDB開発を担当する。
7月27日

アップル
ティム・クックCEOが訪中し、中共中央政治局常務委員・国務院副総理の高麗氏と会談。クックCEOは、中国にAPAC地域初の研究開発センターを設立する予定だとを明言した。
8月16日

中国聯通
香港に大規模クラウドデータセンター(DC)「環球中心」を開設。中国の通信キャリアが海外に設けたDCでは、最大規模になるという。
8月18日

買収・投資

ハイアール
ゼネラル・エレクトリック(GE)の家電部門の買収が完了。買収金額は56億米ドル。
6月6日

北京立思辰科技
深センA株上場の同社は、留学支援などの教育関連サービスを手がける上海参陸零教育投資(360教育集団)を買収すると発表。全株式を3億4400万元で買い取り、完全子会社化する。
7月18日

白山雲科技
クラウドソリューションを手がける同社は、シリーズBラウンドを通して1億元を資金調達したと発表。資金は新製品・サービスの研究開発(R&D)や市場開拓に充てていく。
7月25日

滴滴出行
Uberグローバルと戦略的協議。Uberの中国におけるブランド・業務・データなどのすべてを買収する。買収後、Uberグローバルは滴滴の5.89%株式を保有する。
8月1日

螞蟻金服
今後3年間でパートナー育成に10億元を投資する計画を明らかにした。100万の開発者、1000万の中小企業を支援するという。
8月10日

新製品・サービス

中国電信
ファーウェイとの提携のもと、クラウドサービス「天翼雲3.0」をリリースした。
6月30日

QingCloud
クラウドサービスに関して、6度目となるサービス値下げを実施。下げ幅10%は過去最高となる。
7月14日

IBM
DC最大手の世紀互聯(21Vianet)との提携のもと、専用環境で利用できるPaaS「Bluemix Dedicated」の中国市場における提供を開始した。
7月22日

金蝶
中小企業向けのクラウドプラットフォーム「精闘雲」を正式にリリースした。
8月8日

華勝信泰
自社開発の国産DB製品が、2016年の中央国家機関の調達リストに選出されたことを明かした。
8月18日

中国政府

国務院
「インターネット強国」の建設に向けた国家戦略として「国家信息化発展戦略綱要」を発表し、全文を公開した。2006年に発表した《2006-2020年国家信息化発展戦略》を発展させた内容で、情報化の発展に向けた基本的な姿勢や方針、目標などをまとめた。
7月27日

工業和信息化部
16年上半期(1~6月)の中国ソフトウェア・情報技術サービス業の市場動向を発表。上半期の合計売上高は、前年同期比15.1%増の2兆2537億元だった。
8月1日

北京市
「北京市ビッグデータとクラウド発展行動計画(2016-2020年)」を発表した。20年までの北京市におけるビッグデータやクラウドの発展を進めるとともに、ビッグデータ総合試験区を創設すると発表した。
8月22日

上海市
市経済情報委員会がビッグデータ産業基金を創設することを明らかにした。すでに10億元の資金を調達しているという。
8月17日

日系

CIJ
中国子会社の上海技菱系統集成(CIJ上海)の清算処理を開始。同社は3月28日に解散が決定し、5月31日に営業活動を停止。中国法令に従った手続きが完了次第、清算を終える。
6月1日

グレープシティ
ウェブアプリケーション開発ツール「Forguncy(フォーガンシー)」の中国語版を中国市場で発売。中国子会社の西安葡萄城信息技術(GrapeCity China)を通じて、「活字格(ホーズーグー)」の名称で提供していく。
6月15日

ソフトバンクグループ
アリババグループの一部株式売却を発表。6月1日に総額79億ドル、翌2日には追加で10億ドル、さらに3日に追加11億ドルの売却を発表。合計で総額100億ドルの株式売却になる。
6月3日

クララオンライン
セイノー商事と合弁会社「セイノーアジアトレーディング」を設立すると発表。日本商品の貿易・輸出代行業務やコンサルティング業務を展開する。
6月6日

ホットリンクグループ
中国・天津と香港に100%出資の子会社を設立すると発表。天津の「流行特急網絡技術(天津)(Trend Express Tianjin)」は資本金400万円、香港の「Hotto Link Hong Kong」が資本金10万香港ドル。
6月16日

トランスコスモス
中国でコスメ・パーソナルケア・食品のEC向け流通を手がける優趣匯(上海)供応鏈管理有限公司(UQN、王勇社長)との資本・業務提携を強化すると発表。追加出資を行い、出資比率を現在の26.3%から39.9%に引き上げる。トランスコスモスは、同社の第二位の株主となる。
6月20日

富士ゼロックス
取締役・専務執行役員兼中国事業総代表の徐正剛氏が、「緑色中国パーソンオブザイヤー 2014-2015」に選出されたと発表した。
7月18日

NEC
レノボとのパソコン事業の合弁会社「Lenovo NEC Holdings」の株式を一部譲渡。これによって、NECは同社の株式保有率が49%から33.34%に低下した。
7月28日

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