新たな中期経営計画がスタートした2016年度(17年3月期)は、クラウド、セキュリティ、ネットワークの強靱化といったテーマでお客様の投資が活発だった。とくに公共分野では、「自治体情報システム強靭性向上モデル」への対応に各自治体がかなり苦労された印象があるが、当社も一緒になって悩み、従来の運用などのサービスを進化させ、強くすることができた。また、ICTと空間デザインを融合させ、ワークスタイル、ワークプレイス変革をワンストップで支援する「まるごとイノベーション」は、実績もかなり増えてきた。お客様の注目度や投資意欲も高まっており、成長が期待できる。

高萩 弘
社長

 全社的な方針のもと、新しいソリューションを積極的に提案する一方で、現場からお客様のご要望、ニーズを吸い上げることもできており、両面からビジネスのあり方を変えていくという流れが出てきた。現在の中計では「No.1 Service Front Company」になることを目標に掲げているが、その意味で比較的順調に進んだといえよう。

 17年は、目標達成に向けた文字どおりの第二ステップになる。キーワードは、「支える」「変える」「共に創る」。お客様のICTインフラを支える既存の主力事業である保守・運用・インフラインテグレーションのサービスに新しい技術を取り入れて革新を進め、質の高いCEの人材拡充にも力を入れる。また、お客様の業務の現場と接点をもつ当社の強みを生かして、ワークスタイル、ワークプレイス変革をさらに推進するとともに、IoTなどで共創の取り組みも積極的にやっていきたい。