18年は企業のIT投資が非常に盛んで開発部門の技術者が空かず順調だった。当社の主力事業である収納代行サービスでは、年間2億件以上の処理を実行しているシステム基盤の移行を昨年完了した。また、クレジットカード情報の安全な取り扱いに関する国際的なセキュリティー基準である「PCI DSS」の準拠認定も取得するなど、基盤づくりにも努めた年だった。

田中靖哲
社長
 クラウド事業も好調だ。当社が力を入れている「Google Cloud」ビジネスでは、「G Suite」導入が20%を超える成長率できており、第3四半期実績で導入社数は1450社を突破した。「Google Cloud Platform(GCP)」も手掛けてきている。今後、位置情報を活用したサービスを提供する子会社のゴーガのビジネスも盛んになってくると見ている。

 今年も引き続き企業のIT投資は活発に行われると見込まれ、開発部門は順調だろう。だが当社としてはそれだけでなく、何か新しいビジネスを立ち上げ育んでいくことを考えていきたい。

 19年のキーワードは「成長」とした。成長には人の成長もあれば、企業の成長もあり、両者は絡み合っている。企業を支えるのは人であり、新しい事業を育んでいくのも人だ。企業は人に成長の場を与えるとともに、仕事を通じて人が成長するということもあるだろう。つまり、人が成長してくれれば、企業も成長できると考えている。そのために、その人にとってチャレンジになるような仕事を与えつつ、うまくいかないことはサポートするといった体制で、人の成長を促していきたい。