年頭所感

挑戦・協創

2019/01/23 09:00

週刊BCN 2019年01月14日vol.1759掲載

 18年は国内企業の収益改善や個人消費の持ち直しを背景に、企業を中心としたIT投資は堅調に推移した。当社は地域密着営業の基本方針の下、メーカーや販売パートナーとの協業により、パソコンをはじめとした周辺機器、ソフトウェア、サービス&サポートなどの複合提案を軸として、それらの需要を捉え前年実績を上回ることができた。

野上義博
社長
 19年も、Windows 7のサポート終了に伴うWindows 10搭載パソコンへの更新需要の高まりに加えて、働き方改革の継続的なトレンドやIoT、AI、RPAなど新たな技術の発展・普及に伴い、幅広い分野でIT需要はより活性化してくると思われる。当社においては、パソコンをはじめとする端末にこだわったビジネスに注力するとともに、ITビジネスにおけるサービス&サポート体制を拡充し、メーカー、販売パートナーやユーザーの要望に応えることで、マルチベンダーのディストリビューターとして役割を果たしていく。

 特にソフトウェアのクラウド化が進む中、サブスクリプションビジネスに対応するための市場環境の整備が急務となる。当社が提供するライセンス契約管理システム「iKAZUCHI(雷)」のサービスの充実や、サポート体制を一層強化し、全国の営業拠点網を通じてさらなる普及拡大を推進する。

 目まぐるしく環境が変化する中、需要を的確に捉えつつ、新たな市場の創造に向けて積極的な挑戦をしていくことで、メーカー、販売パートナーとともにIT市場の一層の発展に貢献していきたい。
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外部リンク

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