18年は、われわれにとって次のフェーズに向けた成長が始まったスタートの年というべきタイミングだった。もともと流通や金融に強かったが、最近ではメディアなど、当社にとっては想定外ともいえるようなお客様からも相談をいただき、新しい提案が高く評価されている。われわれの持つ新しい技術をベースとした新たなプロジェクトが立ち上がっており、AIに関しては、銀行の融資判断や小売業の需要予測に使うなど、トライアルではなく本格的に活用した、過去の延長線ではない非連続的なデジタルイノベーションが始まった。19年はそれがさらに加速度がついて進んでいくだろう。

東 裕二
社長
 今、AIやIoT、ビッグデータなどを活用した本格的なデジタルイノベーションが起こりつつある。そうした時代には、個々の技術に精通していくことは当然のこととして、新しい技術を使ってどのようなビジネスデザインができるかという「デザイン力」が重要になる。われわれは、上流のコンサルティング、大規模なシステム構築、保守運用モデルを一つの価値観で提供できることに強みがある。これらをどう効率的にデザインしていくか、このアドバンテージを伸ばしていきたい。

 また、新しい成長をスピード感を持って考えないと、お客様からの期待やニーズをさばききれない。19年はわれわれ自身が大きく成長していく年になるだろう。そのためには財産である人をどのように育成していくかが大きなテーマになる。ビジネスの成長だけでなく、内部の構造も含めて、ニーズに応えられる体制を整備していく。