IT業界全体で調子が良い中で、当社はWindows 10需要に乗って18年を駆け抜けてくることができた。特にノウハウの豊富な「Active Directory」や「Windows Server Update Services(WSUS)」などの周辺サービスに需要が多く、以前は価格第一だったPCについて、価格以外の価値を提供できたことが非常に大きかったのではないかと実感している。

林 宗治
社長
 プロダクト販売やハードウェア販売のようなビジネスモデルは加速度的に終了していくだろう。そのときの備えとして、自社サービスをどれだけ多くそろえているかが重要になる。そうした考えの下、新しいサービスの立ち上げにも注力し、セキュリティー会社のS&JとSOCサービスを、エクスジェン・ネットワークスと統合IT管理サービスを共同開発・提供できるようになるなど、それなりの成果を出すことができた。19年は、この2社のような専門ベンダーと組み、オリジナルのサービスを提供していく取り組みを一段と加速させたい。その思いを込めて、キーワードは「繋ぐ」とした。

 加えて、ウェブインフラ事業を強化したいと考えている。今後、業種を問わず、自社のサービスをウェブ化する企業が増えるだろう。その際のインフラを任される存在でありたい。例えはEコマースに関してはグループ会社のecbeingが手掛けており、少なくともEコマースを担保するテクノロジーやセキュリティーには自信がある。それを他社のウェブサービスに対しても提供していく存在になる。さまざまな業界でウェブサービス化が進めば、当社にも商機があるとみている。