優れた技術やサービスがクラウドから提供されるようになったことで、新たな情報システムにおいては「クラウド・バイ・デフォルト」を原則にするケースが増えている。しかし、ほとんどの企業には過去のIT資産があり、その一方でIT人材の数は限られている。貴重な人材がレガシーITの運用・保守に縛られていては、デジタル変革は実現できない。インフラ部分の運用は私たちのような業者にお任せいただき、自社のIT部門は事業自体の価値を高める仕事に集中するのが最適解だ、と考えるお客様が主流になってきたと感じている。

小日山 功
社長
 私たちが特に強みとするITインフラの領域においては、SDN技術を活用した企業ネットワークの構築事例が増えており、海外拠点を含むような大型の案件も出てきている。クラウド側のサービスが充実するのと同時に、モバイルやIoTなど、業務に利用されるデバイスの種類は多様化している。次の時代を見据えてITインフラを刷新しようとする動きは、今年ますます加速するとみている。また、センサーで取得したデータをAIエンジンで分析し、生産性を向上させるといった取り組みについては、事例を積み重ねたことでサービス化までの流れが明確になってきた。

 売り切り型からリカーリング型への事業モデル転換では、ここ数年でかなりの成果を得られているが、ビジネスに安住の地はなく、絶えず変わり続けなければならないと考えている。私たち自体が本当に変わらないことには、お客様のビジネス変革もご支援できない。今年もまた変革の年であることをあらためて掲げたい。