改元や消費税改正という大きな変化に対応することが、まずは19年の重要なテーマであり、お客様、パートナーの皆様の信頼を高めるために真摯な取り組みを進めていく。さらにWindows 7のサポート終了も20年1月に控え、結果的に特需が生まれると予測しているが、特需には反動がある。その先を見据え、安定的な成長のためのビジネス変革に挑戦していくことも19年のもう一つの重要テーマだと考えている。

佐藤文昭
社長
 その具体的な施策として、中堅企業向けERPの新製品「PCA hyper」を2月にリリースする。主力製品である中小企業向けのDXシリーズとは異なる顧客層の本格的な開拓に再チャレンジする。DXのクラウド版であるPCAクラウドでは、従来よりも大規模なユーザーのニーズが高く、中堅企業のお客様からパフォーマンス向上やガバナンス強化の要望を受けることも多い。成功に向けての手応えはある。また、DXシリーズをはじめとするパッケージ版製品をサブスクリプション型で“サービス”として提供していく準備も進める方針で、モノからコトへ、ビジネス変革への挑戦に注力していく。

 パイオニアとして市場開拓してきたクラウド基幹業務ソフト「PCAクラウド」はユーザー数が1万1000社を超え、今期(19年3月期)中には1万2000社を突破できる見込みだ。早期に1万5000社の達成を目指す。さらに、60社の製品とWeb-API経由で連携できる体制を整えており、その拡大にも注力していく。