ソフトバンクグループの祖業である当社のディストリビューター事業が来年には40周年を迎える。パッケージソフトの流通を担う会社だったのが、メーカーの機能を持ち、ソリューションの価値をつくる機能も備えるようになった。ICTはこれからクラウドにさらに大きくかじを切っていくが、ライセンスを月額の課金サービスにしていくような「変化」だけでは不十分な状況になってきている。クラウドを前提に、新しい価値を提案する「進化」に到達してこそ、市場のニーズに応えられる。

溝口泰雄
社長兼CEO

 クラウドの市場をけん引しているマイクロソフトをはじめ、ドロップボックス、オートメーション・エニウェアといった市場変革のキープレイヤーになるようなITベンダーの新しい商材をパートナーのみなさんにいち早く届けるのはもちろんのこと、デマンド・ジェネレーションまで踏み込んで彼らと協業しているのは、まさにそうした課題意識があるからこそ。Windows 7の延長サポート終了に伴うPCの特需がトップラインを押し上げた19年の反動対策は今年の重要なテーマだが、ビジネスは進化しつつあり、成長のためのビジョンは見えてきている。

 進化のためには、自社の働き方改革も進めていかなければならない。社内でも強烈にクラウド化を進めながら生産性向上に取り組んでいる。現在は7割のシステムをクラウド化しており、パートナーともデジタルでつながり、エコシステムの価値を高めていきたいと考えている。