AIやIoT、RPAなどの新しい技術の活用事例が増えてきた中で、お客様からのITに対する期待感が高まり、要望も変化してきている。業界にかかわりなく、基幹システムの置き換えにあたってデータの利活用がお客様からのご要望や当社からのご提案に必ず入っているほどだ。そうしたお客様の変化に対し、当社ではこれまでにも、新しい技術を専門に扱う部隊をエンジニア部内に設け、その後は営業部内にも展開することでお客様から情報を吸い上げて新しい提案につなげるなど、自らやり方を変えて対応してきた。

団 博己
社長

 最近はデジタルトランスフォーメーション(DX)の流れによって新たなサプライチェーンも生まれている。一つの企業・団体でとどまる話ではなく、お客様のお客様、サプライチェーン全体を視野に入れた提案をしていかなくてはいけない。その意味で、当社は幅広い事業・業種に対応しているため、ノウハウを持っている。サプライチェーンまでをつなげる環境は十分に整っている。今年からは、お客様の方向性を左右していくような提案に入っていくフェーズになる。現状はまだトライアルが多いため従来の体制で進めていくが、いずれ新しい提案が主力となっていけば、われわれ自身ももっと違う形に変わっていかなくてはならなくなるだろう。

 さまざまなデジタル技術やデータを活用しながら新しいものをつくっていくだけでなく、将来のDXに向けて、業務プロセスを含めて全体を見直し、変えていく、「お客様とともに変革していく年」としたい。