NECのコンピューターからマルチベンター、非ITまで、保守サポートの対象を拡大していく方針の中、それを支援する仕掛けとして積極的に投資してきた当社自身のデジタルトランスフォーメーションが昨年、一通り完結した。現場を見える化するという目線から、保守作業に当たるカスタマーエンジニアへのスマートグラスの配備、安全運転支援システムの活用、AIによる最適なエンジニアのアサイン、AI問診での被疑部品の特定などを実際に取り入れている。これらによって現場のキャパシティをとることができるので、新しくどれだけの仕事量を受けられるかが分かるようになる。生産性の向上にもつながるだろう。

中江靖之
社長

 Windows 7のサポート終了に伴うPCの入れ替えや、カシオ計算機の一部製品の保守受託などマルチメンテナンスの増加などによって、昨年は売り上げ、利益ともにここ6年間で過去最高だった。さまざまなことを実施し、一つ一つについて結果が出てきた。これからはもう一段、ギアを上げていきたいという思いを込めて「Next Stage」を今年のキーワードとした。

 今年は東京五輪があり、都内各所で交通混乱が予想される。初めての経験なので想像もできないが、サテライトオフィスやホテルの部屋を借りたりタクシーを確保したりなど、現場の仕事に影響が出ないよう、今考えられるありとあらゆる手立てを打っている。また、ビジネス面では、自治体ネットワークの入れ替えや、台湾ビボテックのカメラを活用したIoTソリューションの展開も強化していきたい。