2020年は何と言っても新型コロナウイルス一色の年だった。当社も在宅勤務を推奨し、リモート営業を取り入れた。先行きが見通せない状況だったが、対予算で見ると堅調な業績を維持することができた。

佐藤文昭 社長

 各部門がテレワーク環境でもきちんと顧客とのやりとりを進めたことが、業績を支える大きな要因になった。あとはクラウドサービスと、20年7月から開始したサブスクリプションサービス「PCAサブスク」が数字の確保に貢献した。

 とくに多くの企業がテレワークを導入した結果、クラウドの必要性が高まった。クラウドは毎年伸びているが、20年は顕著に成長し、上半期の売上高は前年比24%の成長率になった。

 基幹業務の領域では、新規の伸びが少なくなっている。そのため、21年は、クラウドとサブスクで既存の基幹業務のビジネスをストックビジネスにシフトすることに力を入れる。

 具体的には、クラウドでは新たな挑戦を計画中だ。サブスクに関しては、PCAソフトのXシリーズが21年でサポート終了を迎えるため、こういった部分などで提案に注力していく。

 このほか、全社で目標とする顧客のカスタマー・サクセスの実現に向け、新たに部署を設け、顧客の支援を強化することも予定している。

 ニューノーマル(新常態)時代に向け、時間や場所を選ばないで利用できるサービスを提供し続け、これからも顧客のカスタマー・サクセスに末永く寄り添っていきたい。