新型コロナウイルスの感染拡大は、上半期で収まるとみていたが、下半期も感染拡大の状況が続いた。2021年はウィズコロナでビジネスを展開する必要があるので、しっかりと先を見据えて着実にビジネスを展開していく。

徳重敦之 社長

 新型コロナウイルスの感染が拡大し、IT部門は厳しい環境の中でも利益面でプラスになった。具体的には、データ通信量の増加でネットワーク関係は好調を維持した。また、テレワークが拡大したことでセキュリティ製品の導入が加速した。

 クラウドサービスについても、利用が非常に進み始めた。21年はさらにビジネスが拡大するとみており、ネットワークやセキュリティ関係は、より強化していかなければならないと考えている。21年のビジネス環境は、プラス方向になるとみているので、顧客のニーズをどれだけキャッチアップできるかが重要になる。

 21年は、人工知能(AI)の分野にも力を入れていく。超高速ディープラーニングシステム「CS-1」の取り扱いを始め、現在、啓蒙活動を進めている。導入をほぼ確定している企業もあるので、そこから広がっていくとみている。これまで数年の準備がいよいよ花開くことを期待している。

 事業の成長性を鑑みると、成長が加速しているIT部門への投資は強化することを計画している。25年3月期を目標年度とする新しい中期経営計画(VISION 2025)を20年に策定したので、これに基づいて粛々とビジネスを進め、しっかりと目標の実現を目指していきたい。