企業動静

企業動静 2023年5月29日付 vol.1970

2023/05/30 09:00

週刊BCN 2023年05月29日vol.1970掲載

人事

プライム・ストラテジー
6月1日付で代表取締役社長に渡部直樹・取締役が就任へ。渡部氏は2002年に東京金融先物取引所(現東京金融取引所)入社、インターネットサーキュレイトサインを経てレイアース、飛鳥情報経済研究所(現Asuka-iei)を設立。22年4月にプライム・ストラテジー取締役就任。中村けん牛社長は代表取締役会長に。
5月16日

ネットイヤーグループ
6月23日付で代表取締役社長CEOに林田敏之・代表取締役副社長COOが就任へ。林田氏は1990年にNTTデータ通信(現NTTデータ)入社。19年にネットイヤーグループの副社長COO。佐々木裕彦社長は取締役を退任。
5月17日

Check Point Software Technologies(チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ、イスラエル)
日本法人社長に佐賀文宣氏が就任。佐賀氏は1992年に日本IBMに入社。2006年からシスコシステムズでWebexのパートナー開拓、13年からヴイエムウェアでパートナービジネスを統括し、直近では「Zoom」を提供するZVC Japanの代表。
5月18日

SRAホールディングス(SRA HD)
6月23日付で代表取締役社長に大熊克美・取締役常務執行役員が就任へ。大熊氏は1987年に日本IBM入社。2009年にSRA HD傘下のAIT社長に就任(現任)。SRA HDおよび事業会社SRAの取締役も併任。鹿島亨社長は代表取締役会長に。
5月18日

提携

ウィズセキュアと富士通Japan
医療機関向けのウィズセキュアのセキュリティ製品販売で協業。病院・診療所などの医療機関が利用するシステムにおいてサーバー保護およびエンドポイント保護を提供。製品・サービス展開や対象業種を拡大を促進。
5月16日

独SAP(エスエーピー)と米Microsoft(マイクロソフト)
生成AIの共同提供で協業。SAPの人事・人材管理製品「SuccessFactors」と、マイクロソフトの「Microsoft 365 Copilot」「Copilot in Viva Learning」「Azure OpenAI Service」を統合し、職務経歴書やスキル研修などの管理を生成AIで支援。
5月16日

英Slash Fintech(スラッシュフィンテック)とSBペイメントサービスとカイカエクスチェンジ
ブロックチェーン技術の活用で3社協業。スラッシュのスマートコントラクト決済、SBペイメントサービスの決済代行サービス、カイカエクスチェンジの暗号資産交換所「Zaif」の知見を統合。国内でスマートコントラクト決済に関する企画・開発を推進。
5月16日

HmcommとSecondSight
製造・インフラ・ヘルスケアなどに向けてAIを活用した診断ソリューションを手がけるSecondSightに、産業技術総合研究所発のスタートアップであるHmcommがAI異音検知技術を提供。SecondSightがAIの導入検討企業向けに開始した簡易検証サービス「Digital Craftsman」で、音データを用いたAI活用イメージを提案。
5月17日

CData Software JapanとtoBeマーケティング
「Salesforce」ユーザー向けのデータ分析で業務提携。Salesforceや「Account Engagement(旧Pardot)」のデータを活用するためのダッシュボード「Dkage」を共同で提供。中堅中小企業でのCRMやマーケティングオートメーションの活用を促進。
5月17日

Kore.ai Japanとマインドバンク
Kore.ai製品に関してリセラー契約。AIやブロックチェーンを活用した企業システムの開発・運用やベトナムのリソースを活用したオフショア開発に強みを持つマインドバンクが、Kore.aiの対話型AIを人材・医療業界向けに販売。東南アジア向けのKore.aiディストリビューター事業も展開。
5月18日

ギークプラスとヒト・コミュニケーションズ
ギークプラスが開発・製造する棚搬送型ロボットの販売・設置・保守でパートナー契約。ヒト・コミュニケーションズの拠点網と人材を通じて、物流施設へのロボットの導入と運用開始後のメンテナンスを全国ワンストップで提供。
5月19日

出資

トランスコスモス
OCRエンジンなどのAIを手がけるCogent Labsと資本業務提携。トランスコスモスのBPOサービスやデータ活用プラットフォームにCogent Labsの技術を活用し、ユーザー企業の業務効率化やDX支援を拡大。
5月15日

パナソニック
プロジェクト管理アプリ「KANNA」を提供するアルダグラムと資本業務提携。KANNAはリリースから約2年半で10カ国・1万社以上のユーザーを獲得。パナソニックのエレクトリックワークス社が持つ販売網を通じてグローバルで建設業界向けに拡販。
5月16日

NTTデータ先端技術
機械学習技術を中心にデータサイエンス分野の知見を持つ、インドのAlgoAnalyticsと資本業務提携。量子コンピューティングや大規模言語モデルなどの先進技術領域における研究開発を拡充し、デジタルツイン領域の事業を強化。
5月17日

セコム
映像監視システムの米Eagle Eye Networks、入退管理の米Brivoに出資。金額は合計で1億9200万ドル(約260億円)。クラウド型の物理セキュリティソリューションを提供する2社と関係を強化。2社は今回の資金でAI開発を推進。
5月18日

事例フラッシュ

エリクソン・ジャパン
KDDIが埋設型5G基地局を採用。5Gのアンテナを路面に埋め込む形態で設置し、景観や省設置スペースに配慮した基地局を構築。光ファイバーや電力の既設地下空間の利用で5Gネットワークの迅速な展開を実現。
5月15日

デル・テクノロジーズ
沖縄電力グループでデータセンターサービスを提供するFRTが、ファイル共有クラウドサービスの基盤としてサブスクリプション型の「APEX Data Storage Services」を採用。提案はディストリビューターのTD SYNNEXが担当。
5月16日

鈴与シンワート
工場用送風機や環境改善機器を製造する昭和電機に「Salesforce」を導入。月1600件に上る見積積算の効率化と、営業日報・営業支援の管理、営業所ごとに分散していた顧客情報の全社共有などに活用。
5月17日

アステリア
京セラがデータ連携基盤「ASTERIA Warp Core」を採用。グローバルに点在する拠点間でのシステム連携やデータ統合に向けて導入。プログラミング経験のない社員が統合データベースなどをノーコードで開発、年間約1400時間相当の業務工数の削減に成功。
5月18日

グルーヴノーツ
みんなの銀行(福岡県)がAI活用プラットフォームの「MAGELLAN BLOCKS」を導入し、ディープラーニングによる画像解析で不正口座のモニタリングを開始。オンライン本人確認時の画像から抽出した特徴を元に、不正が疑われる口座を検知。
5月18日

日本ヒューレット・パッカード
東京工業大学学術国際情報センターに設置される次世代スーパーコンピューター「TSUBAME4.0」が来春稼働開始。同社発表では国内のスーパーコンピューターの中では「富岳に次ぐ2位相当」。科学技術計算、ビッグデータ解析、AIなどで活用。
5月18日

アクロニス・ジャパン
北菱電興(石川県)とミライコミュニケーションネットワーク(岐阜県)が「Acronis Cyber Protect Cloud」を採用。2社は自社がIT運用を支援している顧客向けに、アクロニスのプラットフォームを活用したバックアップ/セキュリティサービスを提供。
5月18日

SAPジャパン
自動車タイヤメーカーのTOYO TIREが、セルビアの工場で「S/4HANA」を本格稼働。業務の標準化とデータドリブン経営を加速し、今後は日本、北米、欧州、アジアでのグローバル展開を予定。今年以降、「S/4HANA Cloud」を活用したクラウドへの環境移行も実施。
5月18日

両備システムズ
徳島県が県下1009の病院・診療所に対して行ったセキュリティ体制構築を支援。ランサムウェア被害に備え対策マニュアルなどを整備したほか、モデル医療機関のセキュリティリスク評価、医療機関のシステム管理担当者に向けた研修などを実施。
5月18日

ウイングアーク1st
島根県信用保証協会がBIダッシュボード「MotionBoard」を導入。経営支援事業において、中小企業庁に対する報告内容が年々増加・複雑化していることに対応するため。報告作成業務にかかる時間が従来の半分以下となり、データの抽出・加工を行うシステム部門の作業も短縮。
5月19日

PKSHA Technology
福祉用具レンタルのヤマシタ(静岡県)が、PKSHA Technologyのグループ会社が提供する「AIヘルプデスク for Microsoft Teams」を導入。人事、経理、総務法務、システム部などのバックオフィス部門に対する問い合わせ対応をチャット化し、FAQの自動作成機能も活用。
5月19日
  • 1